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池田建築代表の想い

和室の床リフォーム

畳をフローリングにリフォームしました

工事前和室の床リフォームです。
畳の上に絨毯が敷いてあります。

畳は保温、調湿作用が優れてはいますが、重い家具などを載せていると部分的にヘタってしまいます。

毎日歩く部分と、殆ど歩かない部分でも同様です。


絨毯、畳を撤去しました。
既存の床下地は、地松の無垢板でした。
築43年も経過すると床のレベルは多少違っているものです。
部材の性質や年輪の巾などにも影響され、床板の厚みにも違いがあります。
既存床下地
床下地

畳と比べてフローリングは、レベルの違いがはっきり分かってしまいます。

床のリフォームをする場合には、既存の床のレベル差を如何に無くすかが、ポイントです。

捨て張りベニヤを張り付ける下地の根太です。

根太は通常303mm間隔で取り付けられます。

レベル調整用の板は4.5帖間で通常70~100箇所取り付け固定します。
下地レベル調整
下地レベル修正レベル調整用板の固定作業が終わりましたら、最終のレベル調整を行います。

鉋でレベルの違う部分を削り取ります。 

この作業をしないとなかなか床は平にはなりません。

床下地が平になりましたら、捨てベニヤ12mmを張ります。

ベニヤのジョイントは根太の中心にして、ベニヤは3mm程度の隙間を空けて取り付けます。

ベニヤをピッタリ浸けると将来床鳴りの原因になリます。
下地12mmベニヤ捨て張り
フローリング仕上げ
下地ができたら、化粧仕上げフローリングを張ります。

フローリングには、新建材や無垢板など様々な種類がありますので、予算や性能などを検討の上、最良のものを選択してください。

床は下地が重要です。 

投稿者 池田建築 (2010年6月21日 11:55) | PermaLink

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