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池田建築代表の想い

稲荷様建立工事-7 組み立て

床板と腰長押の納まり-1

長押・床板腰長押・床板


床板と腰長押との納まりです。
床板には溝加工を施し、雇い実を入れます。
右の写真は、長押の断面と床板、雇い実、腰板の納まりです。





















床板と腰長押の納まり-2

腰長押・床板・腰板腰長押の納まり

腰長押を取り付けます。
長押の角は留め(45°)加工をして納めます。
 





















垂木の取り付け-1

垂木の取り付け垂木の取り付け


化粧垂木を取り付けます。
垂木の大きさは約24mm角、間隔も24mmです。

垂木取り付け作業中の全景です。

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稲荷様建立工事-6 組み立て

組み立て

  内部床板  内部床板

内部の床板を取り付けます。
板には溝加工を施し、板の暴れを防ぐために雇い実を組み込みます。

  羽目板・桁取り付け  桁取り付け

壁となる羽目板を入れ、桁を取り付けます。
桁の角は留め(45°)で納めます。

  楔  楔

主要部材の仮組が終わりましたら、各部材を『楔』(くさび)で固定します。
楔により土台、柱、桁の仕口(しくち)を隙間無く固定します。
楔の打ち込み方により直角、水平、垂直の調整をします。
 

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稲荷様建立工事-5 組み立て

組み立て
   
  土台と柱  土台と柱、羽目板
土台を仮組し、柱を建てます
土台の柄と同様に柱の柄も土台の柄に当たらないように巾を切り欠いておきます。

柱には羽目板用の溝加工をして板を差し込みます。

  土台と柱、羽目板  柱の加工 
正面角の柱に羽目板を差し込みます。

各部材の取り付け箇所は予め切り欠き等の加工をしておきます。

  柱と内法材  柱と内法材
柱の内法材を取り付ける箇所の加工です。
内法材には予め羽目板などの加工をしておきます。

柱に内法材を取り付けます。

  内法材の取り付け  向拝部分
柱と小脇羽目板、弊軸の組み立てをします。
下部の切り欠きは腰長押が取り付きます。

組み立て途中の全景です。


 

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稲荷様建立工事-4 材料加工
図面に基づき材料を加工していきます。
 
 木取り表(図面から、調達しなければならない木材の量を割り出した表)に基づき、仕上がり寸法より大きめに木取り(木材から必要な寸法の材を切り取ること)をしていきます。

材料をバンドソーにて必要な大きさに割っていきます。
この作業の際、材料によっては曲がったり、ねじれたり(曳き曲がり)することもあるので、材料の性質などを考慮して作業をします。



 材料を万能機にて加工します。
製材した表面は粗く、曲がりやねじれがあるため、それを直し、材料を直角にします。





 
  
材料の直角が決まったら、寸法を決めます。








 
機械で加工した材料は、加工中に傷やへこみは生じます。
鉋で仕上げる前に、水濡らしをして(キズや小さな凹みは、濡らし木材をふやかすと膨らんでくる)乾燥させます。
十分に乾燥させて、鉋で仕上げます。







土台の組み立てです。
写真左のほぞ(小根柄-こねほぞ)は上から柱の柄(ほそ)が差し込まれるために切り欠いておきます。
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稲荷様建立工事-3 材料の選定

材料の選定
 
材料の選定材料の選定


資材の選定をします。
材料は檜無垢材、無節です。
ひび割れなどを考慮して、芯去り材としました。

 

   

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